
家守綺譚
梨木 香歩
新潮社
4-10-125337-4
庭・池・電燈付二階屋。
汽車駅・銭湯近接。
四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・
人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多…
本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、
文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる
新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、
庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。
―綿貫征四郎の随筆「烏〓苺記(やぶがらしのき)」を巻末に収録。
久々にすごい雰囲気のいい本に出会えました!
こういう和っぽいお話大好きです!
しゃばけほど妖怪が前面に出てくるわけじゃないんですけど
サルスベリなんかは静かだけどそこに居るっていうのが伝わってきます
一番好きなのは『白木蓮』ですね
白木蓮の花大好きですし、そこから竜が生まれる描写が本当に綺麗でした
最後の湖の底の話は高堂が見た景色と綿貫が見た景色は
違うんだろうなとなんとなく感じました
高堂には此方に何も執着がなかったのかなぁ
私は恐ろしくて葡萄を食べずに逃げ出すか
何も考えずに食べてしまって後で後悔しそうです
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