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ナイチンゲールの沈黙
海堂 尊
宝島社
<上>978-4-7966-6358-8
<下>978-4-7966-6360-1

東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。
担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。
眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、
子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。
その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は
院内捜査を開始する。
小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、
そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、
事件は思いもかけない展開を見せていく…。

今回もキャラが立ってておもしろかったです!
ただ火喰い鳥とは氷姫とか電子猟犬とか将軍とか
登場人物につくニックネームが妙に劇がかっててw

でもレティノブラストーマの人も癌の人も今もどこかに必ずいらっしゃるんですよね
もっと必死に生きていかなくてはなと感じました
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容疑者Xの献身
東野 圭吾
文藝春秋
978-4-16-711012-3

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、
一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、
その謎に挑むことになる。
ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

最後に真相を知った時はちょっと鳥肌がたちました
結末としては石神さんが満足するものではなかった気がしますが
やっぱりこの終わり方が良かったんじゃないかなと思います
二人の想いからいくと娘さんのことはかばい続けるんですかね

個人的にはちょっと中盤グダついた感がしました
日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由
久手堅 憲之
技術評論社
978-4-7741-3406-2

これでいいのか日本のソフトウェア産業!
「会社」「エンジニア」「業界」「ユーザー」4つの視点が問題を浮き彫りに!
この仕事が好きだから、伝えたいことがある。
目をそらしがちだった「ダメ」を見直すことから始めよう!

プロローグ この業界の酸いも甘いも知っている男たち
第1章 技術がよりどころのソフトウェア会社がエンジニアの足を引っ張る
―会社のここがダメ
第2章 仕事から生み出す価値が自分のところで止まっていないか?
―エンジニアのここがダメ
第3章 「優良産業」を名乗れる日ははるかに遠い
―業界のここがダメ
第4章 発注企業はこのパターンにはまって「ゴミシステム」をつかむ
―ユーザーのここがダメ
エピローグ 神の手という名のプロフェッショナリズム
「なぜ、ソフトウェア産業の生産性はいつまでも低いのか?」
「なぜ、仕事ができる人ほど割を食うのか?」
「なぜ、いつも使えないシステムばかり出来あがるのか」……。
ソフトウェア産業のウラもオモテも知り尽くした7人の識者が、
IT業界を縦横に斬ります。
組織、エンジニア、業界、ユーザーの「ここがダメ」をえぐり出し、
ソフトウェア産業を最適化(まっとうに)するための処方箋を提示します。
この業界に絶望しかけているエンジニアの方、
この業界をフシギな目で見ているユーザーの方、
この業界に興味がある学生の方、必読です。

せっかくIT業界に就職したのでこんなものも読んでみました
いろいろダメだと言われて少し凹みましたがw
意外に自分の会社が優良企業で出てきて驚きました

ただ書きっぷりがあんまり気に入らなかったです
7人の方々と話して対談みたいにしたいのか
自分の意見を語る本にしたいのかどちらか絞った方が良かったのではないかと

あやし
宮部 みゆき
角川グループパブリッシング
978-4-04-361114-0

美しいお千代を妬み、神社の梅の木に大凶のおみくじを結びつけながら、
その凶運を願うおえん。
実際にお千代が不幸な死に方をして…(「梅の雨降る」)。
お義母さまにとりついていた鬼は、穢れの化身だった。
近づく者は、自分の邪な心をその鬼に見る。
ところが、わたしには見えなかった…(「安達家の鬼」)。
ほかに、「居眼り心中」「影牢」「布団部屋」「女の首」「時雨鬼」
「灰神楽」「蜆塚」の計九編。
江戸ふしぎ噺が、ホラー文庫にも登場。

チキンな私にはギリギリ読めるような
読めないようなお話が盛りだくさんでした!
個人的には安達家の鬼が皆幸せな感じで安心して読めました
影牢だけは想像してしまって読むのが辛かったです
鬱の力
五木 寛之
香山 リカ
幻冬舎
978-4-344-98087-7

「鬱の気分」が日本を覆っている。
「鬱」イコール悪と思われているが、本当にそうだろうか?
「鬱」こそ人間の優しさ・内面的豊かさの証であり、
治療が必要な「うつ病」とは分けて考えるべきではあるまいか。
同じ問題意識を抱いた作家と精神科医が、うつ病の急増、減らない自殺、
共同体の崩壊など、日本人が直面する心の問題を徹底的に語りあう。
戦後六十年の「躁の時代」を経て、これから迎える一億総ウツ時代に、
「鬱」を「明日へのエネルギー」に変える、新しい生き方の提案。

はじめに―時代は「鬱」へ向かう
第1部 鬱は「治す」ものなのか
第2部 日本社会は劣化したのか
第3部 「鬱の思想」を生きる
おわりに―鬱は力である

別に鬱な訳じゃないんですがw

五木さんのお話が面白かったです
(栄養のこと考えて食べるなんて完全に鬱の料理だとか書いてあって)
『エネルギーと生命力がありながら、
出口を塞がれていることで中で発酵するものが鬱』
という言葉が心に残りました


お縫い子テルミー
栗田 有紀
集英社
4-08-746050-9

依頼主の家に住み込み、服を仕立てる「流しのお縫い子」として生きる、
テルミーこと照美。
生まれ育った島をあとにして歌舞伎町を目指したのは十五歳のとき。
彼女はそこで、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする―。
叶わぬ恋とともに生きる、自由な魂を描いた芥川賞候補作の表題作。
アルバイトをして「ひと夏の経験」を買う小学五年生、
小松君のとぼけた夏休みをつづる『ABARE・DAICO』収録。

テルミーはシナイちゃんへの恋を心の芯にして
ぶれずに生きていけるんだろうなと思うと
少しうらやましいような気がしました

思ってたよりもABARE・DAICOが面白かったです
悩みが解決した後の小松君たちのピンポントイレとかで笑ってしまいました

月魚
三浦 しをん
角川グループパブリッシング
4-04-373602-9

古書店『無窮堂』の若き当主、真志喜と
その友人で同じ業界に身を置く瀬名垣。
二人は幼い頃から、密かな罪の意識をずっと共有してきた―。
瀬名垣の父親は「せどり屋」とよばれる古書界の嫌われ者だったが、
その才能を見抜いた真志喜の祖父に目をかけられたことで、
幼い二人は兄弟のように育ったのだ。
しかし、ある夏の午後起きた事件によって、二人の関係は大きく変っていき…。
透明な硝子の文体に包まれた濃密な感情。
月光の中で一瞬魅せる、魚の跳躍のようなきらめきを映し出した物語。

おもしろかったですー
ただ父親の登場シーンと性格設定が少し極端すぎて
冷めてしまいました
みすずと秀郎のやりとりが微笑ましくてよかったです

車掌さんの恋
有吉 玉青
講談社
978-4-06-276017-1

いつの間にか乗務員室に入り込んできた女子高生に惹かれる車掌さん、
思わず破いた中吊り広告でほほ笑むアイドルが取り持つ少年たちの友情、
ボックス・シートでは居心地が悪い秘めた恋の二人、
両親の不仲に心を痛めた優等生は改札で呼び止められて…
みんながいつも乗っている電車に詰まった5篇の物語。

うーん何か私には合わなかったです…

時生
東野 圭吾
講談社
4-06-275166-6

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、
宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。
どうしようもない若者だった拓実は、
「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。
過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

拓実の若い時がどうしようもない人で読んでて本当にイライラしました!
ちょっと改心するのが突然すぎないかなっていうのが
ちょっと気になるところですかね!
どうせなら流星ワゴン読んだ方がいいんじゃないかなって…
うまくいく人が実践する時間管理術―ちょっとした時間のやりくりが成功を生む
日本世相調査研究会[編]
日本文芸社
978-4-537-25501-0

ちょっとした発想の転換で、24時間を有効に活用することができる。
賢いスケジュール表を作ることからはじめる時間管理術。

第1章 1日24時間は誰にも平等
第2章 時間管理は自己管理
第3章 効率の悪さは頭の悪さ?
第4章 時間は自分で作り出すもの
第5章 賢いスケジュール表の作り方
第6章 時間の無駄は人生の無駄

会社で時間内に課題が終えられないことが多いので読んでみました
確かにって思うことも多かったんですが
まだ実務が始まっていないのでいまいちピンと来ない例が多かったですね
とりあえず「忙しい」って言うのは止めたいと思います
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BrownBetty 
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