
あやし
宮部 みゆき
角川グループパブリッシング
978-4-04-361114-0
美しいお千代を妬み、神社の梅の木に大凶のおみくじを結びつけながら、
その凶運を願うおえん。
実際にお千代が不幸な死に方をして…(「梅の雨降る」)。
お義母さまにとりついていた鬼は、穢れの化身だった。
近づく者は、自分の邪な心をその鬼に見る。
ところが、わたしには見えなかった…(「安達家の鬼」)。
ほかに、「居眼り心中」「影牢」「布団部屋」「女の首」「時雨鬼」
「灰神楽」「蜆塚」の計九編。
江戸ふしぎ噺が、ホラー文庫にも登場。
チキンな私にはギリギリ読めるような
読めないようなお話が盛りだくさんでした!
個人的には安達家の鬼が皆幸せな感じで安心して読めました
影牢だけは想像してしまって読むのが辛かったです
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