奇想と微笑―太宰治傑作選
太宰 治【著】/森見 登美彦【編】
光文社
978-4-334-74692-6
中学校の国語の時間。
「走れメロス」の音読テープに耳をふさいだ森見少年は、
その後、くっついたり離れたりを繰り返しながらも、
太宰の世界に惹かれていった―。
読者を楽しませることをなによりも大切に考えた太宰治の作品群から、
「ヘンテコであること」「愉快であること」に主眼を置いて選んだ十九篇。
「生誕百年」に贈る、最高にステキで面白い、太宰治の「傑作」選。
森見登美彦の名前につられて読んでしまいました
ちょうど今、森見登美彦の新訳走れメロスを読んでいたのですが
走れメロスをちゃんと読んだことがなかったので
ちょうど良かったです・ω・
イメージ的に太宰治って暗いどうしようもない話ばかりの
イメージだったんですが
こんなにテンポのよくて面白い話もたくさん書いてらしたんですね!
これから「さあ太宰の話を読もう」とまでは思いませんが
(暗い話にあたったら嫌なので。。。)
入門編としては大変楽しめました!