新釈走れメロス―他四篇
森見 登美彦
祥伝社
978-4-396-33533-5
あの名作が京都の街によみがえる!?
「真の友情」を示すため、古都を全力で逃走する21世紀の大学生(「走れメロス」)。
恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)。
――馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は?
誰もが一度は読んでいる名編を、新世代を代表する大人気著者が、
敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、
日本一愉快な短編集。
この新釈走れメロスを読むためだけに
前回の太宰治を読んだといっても過言ではないです。
元のメロスの話しを思い浮かべながら読むとより一層おもしろかったです。
他の話しは恥ずかしながら読んだこと無いものばかりで
また改めて読んでみたいと思います。
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