蒲公英草紙
恩田 陸
集英社
978-4-08-746294-4
青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。
他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、
不思議な能力を持つという常野一族。
槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、
平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、
20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。
今を懸命に生きる人々。
懐かしい風景。
待望の切なさと感動の長編。
遂に文庫になりました!
もう現代の娘さんの話になると思い込んでいたんですが
またここで春田さん一家のお話でしたね
涙が止まらなかったです
前作にも戦争の話が入っていて
本当に戦争なんて無ければいいと思いました
前作では希望のようなものが見えたのですが
峰子さんはこれからどうやって希望を見つけるのでしょう
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