さみしさの周波数
乙一
角川書店
4-04-425303-X
「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。
それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。
しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、
彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。
ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、
とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。
他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。
未来予報はこんなに長い時間、一人の人のことを想っていられるっていうのが
驚きでしたね
最後に会えたとき気づけなかったのかなー
結構どこかに面影があるかと思うんですけどね
フィルムの中の少女は本当に最初怖くて読めなかったです!(チキン!)
電車の中でしか読めませんでした…
失はれた物語は寂しいですけど、これも奥さんのためを思った
一つの愛の形なのかしらと
失はれる物語って乙一さん出してませんでしたっけ
どこかつながってるのかしら?
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