ココ・シャネルの真実
山口 昌子
講談社
9784062816700
トップブランドを一代で築き、19世紀的価値観を破壊した
「皆殺しの天使」ココ・シャネル。
虚実ない交ぜに語られてきたその生涯に、名物敏腕特派員が迫る。
出自の謎、数々の愛人たち、ベル・エポックと事業の成功、
大戦中の対独協力疑惑、そして戦後の復活…。
激動の20世紀史そのものである「革命家」の歩みを、
綿密な取材によってたどる、本格現代史ノンフィクション
シャネルのことを何も知らずに読み始めてしまいましたが
20世紀の情勢なども踏まえて記載されていて
物語のように読めました
先にシャネルの格言やエピソードを知っていたら
本書を読んだ時に驚くことも多かったんじゃないかなと思うと
ちょっともったいないことをしました
次はもう少しライトなシャネルの話も読んでみたいですね
「醜い膝は出すべきではない」というセリフにびびっときました