百鼠
吉田 篤弘
筑摩書房
9784480426444
僕は天上で暮らす“朗読鼠”。
地上の作家が三人称で小説を書く時に、第三の声となってサポートするのが仕事だ。
ある日、担当する作家の船山鉄夫君が、
突然、予定を変更して一人称小説を書き始めてしまい…。
笑いと哀しみをくぐりぬける小さな冒険を描いた表題作他二編を収録。
この世ならぬ不思議な喜びを届ける、三つの始まりの物語。
大分昔に購入してからずっと積読になってました
やっと読めましたー
「一角獣」「百鼠」「到来」の3編で構成されています
あとがきを読んだらこの3編はそれぞれの話の序章らしいですね
「百鼠」の世界観が素敵でした
風司と雷司とか階段ばっかりの天空の町とか
雲ばっかりの情景とか
いつか本になるそうなのでそっちも楽しみー
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