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光の帝国 常野物語
恩田 陸
集英社
4-08-747242-6

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。
穏やかで知的で、権力への思向を持たず、
ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。
彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?
不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。
優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

画像は単行本のものですね

表題作は戦争も交えて切ないお話でした
一度他の話に出てきた人が他の話にも出てきて
嬉しい感じなんですが
私の記憶力が悪いので気づかないのが多々!
最後の国道を降りてはツル先生じゃないですけど
電車の中で普通に泣きそうでした
常野が世界に出てきはじめて何か大きい流れの始まる予感ですね

調べたらこの後に、蒲公英草紙、エンド・ゲームと常野物語があるみたいで
早く文庫にならないかしら
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