タオ 老子
加島 祥造
筑摩書房
4-480-84252-7
文字の奥にひそむ老子の声、
それを聞きとるのは生命のメッセージを感得することだ。
さりげない詩句で語られる宇宙の神秘と人間の生きるべき大道(タオ)とは?
生き生きとした言葉で現代に甦る『老子道徳経』全81章の全訳創造詩。
1 道―見えないパワー(道―名の無い領域;
「汚い」があるから「美しい」が在るのさ;
飯だけはたっぷり喰う;
まず、空っぽから始まる ほか)
2 徳―現われたパワー(徳―大きな愛;
五郎太石でいればいい;
returning―道の原理;
たいていの人は馬鹿笑いする ほか)
掃除していたらこんな本が出てきたので読んでみました
全体を通してみるといまいち老思想にはなじめませんでしたが
(やっぱり欲深いので)
第9章の金貨や宝石を倉いっぱいに詰め込んでも
税金か詐欺か馬鹿息子で消えてなくなる
ていう訳に笑いました
現代語訳にしようとライフ・エナジーとか突然言われるので
「大神」ていうゲームのウシワカが話してるみたいで
そう思って読むとちょっとおもしろかったです
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