
アフターダーク
村上 春樹
講談社
4-06-275519X
時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、
都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。
フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、
ひとりの男性が近づいて声をかける。
そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。
新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。
ついに春樹さんデビューしましたよ!
喩えがすごいきれいでした
『冬の堅い蕾』とか『月の裏側のように死んでいる』とか
読んでてどんな感じかは分かるんですけど
よく考えるとこんな喩え出てこないよなーと!
突然ト書きになってたりといろいろ楽しめました
エリは目を覚ましたのかとか白川は捕まったのかとか
いろいろ分からないことも多いんですが
そこまで気にならないのでやっぱりここが物語の終わりでいいんだろうなと
文字が大きめで読みやすかったです
PR